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新潟県の面白い方言ランキングTOP10!意味や使い方を例文付きで紹介

新潟県_面白い方言ランキング_TOP10

「なじらね?」「そいがー」「じょんのび」など、新潟県には県外の人が聞くと「どういう意味?」と思ってしまう面白い方言がたくさんあります。

本記事では、新潟県で使われる方言の特徴から、面白い方言ランキングTOP10、その意味や使い方まで例文付きで紹介します。

新潟県の方言「新潟弁」とは?

新潟県で使われている方言は一般的に「新潟弁」と呼ばれますが、県内すべてで同じ言葉が使われているわけではありません。まずは新潟県の方言の特徴を見てみましょう。

新潟県は地域によって方言が違う

新潟県は南北に長く、大きく「上越・中越・下越・佐渡」の地域に分けられます。

そのため、一口に新潟弁といっても、地域によって使われる言葉やイントネーションには違いがあります。

新潟県公式観光情報「にいがた観光ナビ」でも、県内全域で広く使われている方言がある一方、長岡弁や佐渡弁など、特定の地域で使われる方言もあると紹介されています。

さらに、同じ地域でも世代によって使う言葉が違うこともあります。

「新潟県民なら誰でもこの方言を使う」というわけではなく、住んでいる地域や年代によって少しずつ違うところも新潟弁の面白さです。

参考:新潟県公式観光情報「にいがた観光ナビ」新潟県の方言紹介

同じ意味でも地域によって言葉が変わる

方言の面白いところは、同じ新潟県内でも地域によって言い方が変わることです。

たとえば「たくさん」という意味を表す言葉にも、「いっぺこと」「ふっとつ」「ぐっつら」など複数の表現があります。

加茂市が公開している新潟弁講座でも、下越では「いっぺかも」、中越・上越では「いっぺこと」が多く使われるなど、地域による違いが紹介されています。

新潟県の方言を楽しむなら、「新潟弁」という大きなくくりだけでなく、それぞれの地域で使われる言葉を比べてみるのも面白いでしょう。

参考:加茂市「おもしろ越後塾~元気が出る新潟弁講座」

新潟県の面白い方言ランキングTOP10

新潟県の方言TOP10

ここからは、新潟県の方言の中でも意味を知らないと勘違いしそうな言葉や、響きが特徴的なものを編集部独自のTOP10形式で紹介します。

※ランキングは公的な人気調査ではありません。言葉のインパクトや県外の人から見た意味の分かりにくさ、新潟らしさなどをもとに独自に選定しています。

第1位「なじらね?」|意味:どうですか?

新潟弁を代表する言葉の一つが「なじらね?」です。

新潟県公式観光情報でも「新潟弁の定番」として紹介されています。

たとえば、

「最近なじらね?」

と言われたら、「最近どう?」「最近調子はどう?」といった意味です。

体調や近況を尋ねたり、物事の感想を聞いたりと、さまざまな場面で使えます。

初めて聞いた県外の人にとっては、「なじらね」という響きだけから意味を当てるのはかなり難しいのではないでしょうか。

第2位「じょんのび」|意味:ゆったり・のんびり

「じょんのび」も新潟を代表する方言の一つです。

意味は「ゆったり」「のんびり」。

たとえば温泉にゆっくり入った後なら、

「あ~、じょんのびした」

といった使い方ができます。

柏崎市高柳町には「じょんのび村」、新潟市西蒲区には「じょんのび館」があるなど、施設名として目にしたことがある人もいるかもしれません。

言葉の響きだけでは意味を想像しにくいものの、一度意味を知ると使ってみたくなる新潟弁です。

第3位「そいがー」|意味:そうなんだ・そうなの?

「そいがー」は、特に長岡弁として知られている言葉です。

意味は「そうなんだ」「そうなの?」など。

A:「昨日、長岡駅の近くに行ってきたて」

B:「そいがー?」

といった具合に、会話の相づちとして使われます。

イントネーションによってニュアンスが変わるところも特徴です。

初めて聞くと「何が?」と思ってしまいそうですが、長岡周辺では自然な会話として登場する方言です。

第4位「ばか」|意味:とても・非常に・すごく

標準語との意味の違いでインパクトがあるのが「ばか」。

新潟弁では「とても」「非常に」「すごく」といった強調表現として使われることがあります。

たとえば、

「このラーメン、ばかうんめぇ!」

なら「このラーメン、すごくおいしい!」という意味。

県外の人が会話の途中で突然「ばか」と聞いたら驚いてしまいそうですが、新潟では悪口ではなく、後に続く言葉を強調している場合があります。

標準語と同じ言葉なのに使い方が違うという、方言ならではの面白さを感じられる表現です。

第5位「しゃっけ」|意味:冷たい

「しゃっけ」は「冷たい」という意味で使われます。

冬の冷たい水に触れたときなら、

「しゃっけー!」

といった具合です。

雪国である新潟では、冬になると使いたくなる場面も多そうな言葉ですね。

「しゃっけ」という響きそのものが、どことなく冷たさを表しているように感じるのも面白いところです。

第6位「あっちぇ」|意味:暑い・熱い

「あっちぇ」は「暑い」「熱い」という意味です。

夏の暑い日に、

「今日あっちぇね~」

といった使い方ができます。

第5位の「しゃっけ」とあわせて覚えておけば、

暑い・熱い=あっちぇ
冷たい=しゃっけ

と使い分けられます。

新潟県公式観光情報でも、どちらも日常的に使われる方言として紹介されています。

第7位「しょうしぃ」|意味:恥ずかしい

「しょうしぃ」は「恥ずかしい」という意味で使われる方言です。

たとえば、人前で褒められたときに、

「そんげ褒められると、しょうしぃて」

といった使い方ができます。

標準語からは意味を予想しにくいため、県外の人にはかなり難易度の高い新潟弁といえるかもしれません。

第8位「ぶちゃる」|意味:捨てる

「ぶちゃる」は「捨てる」という意味です。

「そのゴミ、ぶちゃっといて」

と言われたら、「そのゴミ、捨てておいて」ということ。

県外の人なら「ぶちまける?」「投げる?」など、別の行動を想像してしまいそうです。

新潟県公式観光情報では「びちゃる」「べちゃる」「ぶちゃる」といった表現が紹介されています。

第9位「あちこたねぇ」|意味:たいしたことない

「あちこたねぇ」は、文字だけを見ても意味を当てるのが難しい新潟弁です。

意味は「たいしたことない」。

何かを心配している人に、

「あちこたねぇよ」

と言えば、「たいしたことないよ」といったニュアンスになります。

標準語とのつながりが分かりにくいからこそ、県外の人にクイズとして出してみたくなる方言です。

第10位「そろっと」|意味:そろそろ

最後は「そろっと」。

新潟では「そろそろ」という意味で使われます。

「もう遅いし、そろっと帰ろうか」

なら、「もう遅いし、そろそろ帰ろうか」という意味です。

標準語の「そろっと」には「静かに」「慎重に」といったニュアンスもあるため、県外の人には「静かに帰るの?」と受け取られてしまうかもしれません。

同じ言葉なのに意味が違う、面白い新潟弁です。

新潟県の面白い方言TOP10を一覧で比較

ここまで紹介した新潟県の面白い方言を一覧にまとめました。それぞれ意味を知ってから見比べると、標準語との違いや言葉の響きの面白さがよく分かります。

順位 新潟県の方言 意味
1位 なじらね? どうですか?
2位 じょんのび ゆったり・のんびり
3位 そいがー そうなんだ・そうなの?
4位 ばか とても・非常に・すごく
5位 しゃっけ 冷たい
6位 あっちぇ 暑い・熱い
7位 しょうしぃ 恥ずかしい
8位 ぶちゃる 捨てる
9位 あちこたねぇ たいしたことない
10位 そろっと そろそろ

参考:新潟県公式観光情報「にいがた観光ナビ」新潟県の方言紹介

TOP10以外にもある!意味を知らないと分からない新潟弁

ランキング以外にも、新潟県には県外の人には意味を想像しにくい方言があります。ここではTOP10と重複しない言葉を中心に、特徴的な新潟弁を見てみましょう。

「なんぎぃ」|辛い・具合が悪い

「なんぎぃ」は、体がつらいときや具合が悪いときなどに使われます。

「今日はなんぎぃ」

と言っている人がいたら、体調が悪かったり、体がつらかったりする可能性があります。

標準語にも「難儀」という言葉がありますが、日常会話の中で「なんぎぃ」と使われるところに方言らしさがあります。

「よっぱら」|たくさん・十分に

「よっぱら」と聞くと「酔っ払う」を想像してしまいそうですが、新潟弁では「たくさん」「十分に」といった意味で使われます。

新潟県公式観光情報では、

「よっぱら食べた」

という例が紹介されており、「たくさん食べた」という意味になります。

お酒の話をしているわけではないので、県外の人には勘違いされやすい方言かもしれません。

「おっかねぇ」|怖い

「おっかねぇ」は「怖い」という意味。

「この道、夜になるとおっかねぇ」

なら、「この道、夜になると怖い」という意味になります。

新潟県以外でも使われる地域があるため、新潟だけに限定された方言ではありませんが、新潟でも耳にすることがある表現です。

「かんべね」|ごめんね

誰かに謝るときに使われるのが「かんべね」。

意味は「ごめんね」です。

標準語の「勘弁して」と比べると少し意味が異なり、「かんべね」となると相手に謝る表現になります。

「遅れてかんべね」

なら「遅れてごめんね」という意味です。

かわいい響きの新潟県の方言もある

新潟弁には面白い言葉だけでなく、どこか温かみを感じる表現もあります。ここではランキングとは少し視点を変えて、響きが印象的な新潟弁を紹介します。

「いとしげ」|愛おしい

「いとしげ」は「愛おしい」といった意味を持つ言葉です。

「いとしげらねぇ」

などと使われます。

標準語の「愛しい」とどことなくつながりを感じながらも、方言になるとさらに柔らかな響きに感じられます。

「そちゃね」|またね

別れ際に使われる「そちゃね」は「またね」という意味。

友人や家族と別れるときに、

「そちゃね~」

と使います。

短い言葉ですが、響きにどこか親しみを感じられる新潟弁です。

「おここ」|漬物

「おここ」は漬物を意味する言葉です。

「ご飯とおここ」

と言えば、「ご飯と漬物」ということ。

新潟といえばお米のイメージが強い地域ですが、食卓で使われてきた方言を知ると、その土地の暮らしまで少し身近に感じられます。

新潟弁だけで会話するとこんなに面白い!

方言の意味が分かってきたところで、実際の会話にするとどのように聞こえるのか見てみましょう。単語だけでは分かりにくかった新潟弁も、会話にすると雰囲気が伝わりやすくなります。

暑い夏の日の新潟弁

A:「今日ばかあっちぇね~」

B:「そいがー。しゃっけもんでも飲みてぇね」

標準語にすると、

A:「今日すごく暑いね」

B:「そうだね。冷たいものでも飲みたいね」

という会話です。

ランキングで紹介した方言も、実際の会話に入れると自然な使われ方をイメージしやすくなります。

久しぶりに会ったときの新潟弁

A:「久しぶりらね。最近なじらね?」

B:「元気らよ」

標準語にすると、

A:「久しぶりだね。最近どう?」

B:「元気だよ」

といったニュアンスです。

「らね」「らよ」といった語尾が加わることで、単語だけでは伝わらない新潟弁らしい雰囲気も感じられます。

帰るときの新潟弁

A:「もうこんげ時間ら」

B:「そろっと帰ろうか」

標準語では、

A:「もうこんな時間だ」

B:「そろそろ帰ろうか」

という意味です。

方言は単語の意味だけでなく、実際の会話の中で聞いてみるとより面白さを感じられます。

同じ新潟県でも方言が違う!4地域の特徴

新潟県は南北に長いため、「これが新潟弁」と一括りにはできません。上越・中越・下越・佐渡では、使われる言葉やイントネーションにも違いがあります。

上越地方の方言

上越地方には、上越市、妙高市、糸魚川市などがあります。

長野県や富山県とも隣接しており、周辺地域との交流や歴史などの影響を受けながら、地域独自の言葉が使われてきました。

方言は県境できれいに分かれるものではないため、隣接する地域の言葉と比較してみるのも面白い楽しみ方です。

中越地方の方言

中越地方には、長岡市、三条市、柏崎市、魚沼市などがあります。

なかでも長岡周辺には「長岡弁」と呼ばれる独特の言葉やイントネーションがあります。

県内でも地域によって会話の語尾や響きが変わるため、新潟市から長岡市へ移動しただけでも違いを感じることがあるでしょう。

下越地方の方言

下越地方には、新潟市、新発田市、村上市などがあります。

新潟市周辺で使われる言葉だけでなく、村上や阿賀などエリアが変われば表現にも違いがあります。

同じ下越地方だからといって、すべて同じ方言を使っているわけではありません。

佐渡地方の方言

海を隔てた佐渡にも、独自の方言があります。

新潟県公式観光情報でも、県内全域で使われる言葉だけでなく「佐渡弁」のように特定地域で使われる方言があると紹介されています。

新潟本土とは異なる歴史や文化を持つ佐渡だからこそ、言葉にも地域独自の特徴が残っています。

まとめ|新潟県の面白い方言を知ると新潟がもっと身近になる

新潟県には、標準語からは意味を想像しにくい言葉や、思わず口に出したくなる響きの方言がたくさんあります。言葉を知ることで、新潟の文化や暮らしも少し身近に感じられるでしょう。

今回紹介した方言の中には、県外の人が聞けばまったく違う意味に受け取ってしまいそうなものもありました。

同じ県内でも「その方言は知らなかった」「うちの地域では別の言い方をする」といった違いが出てくるのも、新潟弁ならではの面白さです。

新潟を訪れた際には、観光地やグルメだけでなく、地元の人たちが何気なく使っている言葉にも少し耳を傾けてみてください。

知っている新潟弁が実際の会話から聞こえてきたら、新潟という土地をこれまでより少し身近に感じられるかもしれません。